« 2006年05月 | メイン | 2006年07月 »

2006年06月12日

こういうのもありました。愛犬家のみなさん、ご参考まで。

医療情報-犬の膀胱炎・尿道炎

PS
んー、余計なお世話かも、、、。あとで、この情報削除しとこう。(独り言)

ちなみに、膀胱炎について獣医さんなどが解説しているサイトをいくつかみつけました。

アイリスペットどっとコム/町の獣医さん・犬科/犬の膀胱炎

仲庭動物病院/犬- 膀胱炎・膀胱結石

仲庭動物病院/犬- 膀胱炎・膀胱結石2

膀胱炎の培養検査が1週間後にわかるとのことで、日曜日、主治医の橋本先生へ電話をして結果をうかがいました。
どうやら2種類の細菌がいるらしく、先週追加で処方してもらった抗生物質で撃退が可能とのこと。もう1週間ほど服用して今度の日曜日に再検査をすることになりました。

膀胱炎の原因は先生の話によると、後足で立てない状態が続くことで膀胱に溜まった尿が完全に排出しきれず、それが積もって膿となり炎症を起こしているのだろうとのこと。
(犬の膀胱は、人間と違ってお腹に平行な状態で存在するので、後足が立たないままだと膀胱の角度がずっと斜めになったままになり、尿が排出しきれないらしい)

最近、床ずれができないように抱き上げて体勢を変える瞬間にオシッコがピューと噴水状態で出たり、眠っている間に夜尿したりと、粗相が多くなっているのは、そういう理由からだとか。

神経を痛めることで、いろんな弊害がでてくるのはしょうがないこと。こういった症状にどうやってやんわりとうまく付き合っていくか、それが大切なんだろうなぁ。

2006年06月11日

ブラッキーがカートで散歩ができるようになった今、ホームページのTOPに書き綴ってきた内容を元にこれまでをちょっと振り返ってみようと思います。

カートを使うようになると、それに頼ってしまい後足をまったく動かそうとしなくなるから、せめて半年はカートに依存せずリハビリをがんばってみましょう!と励ましてくださった東大の先生。

3~4ヶ月経過して、さほど改善が診られないとき、本人の表情が明るくなるからカートとリハビリを共存させてみてはどうかと薦めてくださった主治医の橋本先生。

僕は、1%でも可能性があるのなら、どんなにしんどくてもリハビリを半年間は続けようと考えていました。

それが正しかったのか間違っていたのかは判らないけど、ブラッキーがもう一度自分の足で元気に歩き出す姿を夢見て家族全員ががんばってきたことは間違いありません。

今、カートを装着して自力で歩くことがとても楽しそうなブラッキー。一日一日を精一杯大切に生きていくことが尊い時間を紡ぐことなんだ、そう感じた季節でした。


◆2005年7月◆HP TOPページより


「あっ暑い、と思ったら、みょーに涼しくて、年寄りにはかなわんなぁ。。。。」と朝の散歩の道すがら、ため息混じりの愛犬ブラッキー。

最近、老化のせいか、後ろ足がよろけてしまうので、思い切って犬用サプリの関節サポートを買ってきました。つらそうだから、段差を飛び越えようなんて、無理すんなよ!ブラッキー!

PS サプリ、4,200円でした(泣)



◆2005年10月◆HP TOPページより

僕の愛犬ブラッキー。変形性脊椎症と細菌による炎症で日増しに歩行が困難になり、東大病院で3度目の検査の翌日、急きょ手術をしました。
手術は無事に終わり10/21に退院してきたんですが、歩けなくなったことでの排便排尿の介護と、術後のリハビリが始まりました。

部屋の中でオシッコをしちゃイケナイ歴13年間(?)の習慣は、ある意味、ブラッキーには残酷で、歩けないブラッキーに対して、幼少の頃に教えたこととは正反対に、ペットシートを敷き詰めた部屋でオシッコしてもイイんだと教えることから始めました。

自分の力で立てないブラッキーを支えながらオシッコまみれ、ウンチまみれになりながらも、汚いとはまったく感じることもなく、むしろ、なんとか排泄をしてくれたときの喜びは、仔犬のときのしつけがうまくできたときとはまた違った意味で本当に安心感を覚えるものですね。

これからリハビリを続けて、必ず以前のように自力で歩けるようにしてやりたい、なによりも絶対に根負けしないと自分に誓いました。

だって、 今までこんなにたくさんの笑顔と幸せを与えてくれた家族なんだもの。

もしかすると、ブラッキーは、僕にどれだけ相手の立場になって物事を考えられるか、どれだけ相手の想いに優しくなれるか、何を大切にすべきか、そう教えてくれてるのかもしれません。
がんばらないでガンバル、ふと思う秋の夜長です。


◆2005年12月◆HP TOPページより

体調が少しずつ戻ってきたようで、部屋で垂れ流しをしていたオシッコ&ウンチも、外に出てしたがるようになりました。

とはいえ、後ろ足がほとんど麻痺しているので、自力で立つことができない。で、大リーグ矯正ギブスのような(うっ、ちょっと古い話題かも。。)ハーネスを特注で作ってもらいました!

構造は、左の前脚を通して首で輪をかけて支え、胸のあたりでさらに輪をつないで体を安定させて、それらをお腹でタテのラインでつないだ上で腰に輪っかをかけて股の内側から肛門左右と通してリードをもってきて持ち上げる。で、これが後ろ足を宙釣りのように少し持ち上げることができるので、ブラッキーが前脚だけでも散歩ができるというシロモノ!(うーん、文章で説明するのが難しい。。上の写真を見てくださいまし)

最初は、これで歩けるだろうか、、と心配していたんですが、なんと前脚だけで嬉しそうに散歩をし始めたんです!

距離は、いつもの散歩コースの半分からはじめて、一ヶ月たった今は、ほぼ以前のコース通りに回るようにも!

そして、少しずつ、ですが、後ろ足をブラブラ宙に浮かしてた状態から、なんとなーく前後に振るようになり(後ろ足で歩いている気分になっているのでしょうか)、んでもって10歩に一度くらいの割合かなぁ、ときおり後ろ足を地面につけて軽く蹴るような仕草をし始めました!

ただ、ウンチは、犬特有のウンチングスタイルをすることができず(後ろ足でふんばれない)出そうになったときに僕が腰をまたいで支えてやって、ブラッキーのウンチを手で搾り出してあげてる状況です。

でも、以前に比べると、僕の手がウンチで汚れることもずいぶん少なくなったなぁ~♪

また、状況を見て、近況報告しますね!


◆2006年1月◆HP TOPページより抜粋


子犬の頃よく遊んだ公園へ出かけました。久しぶりに訪れたその公園で、ブラッキーは以前のようにタッカタッカとスタッカートのリズムで落ち葉の上を歩くことはできないけれど、それでもカサカサいわせながらほんのひとときの冬の太陽を浴びて気持ち良さそうでした。


◆2006年2月◆HP TOPページより

脊髄神経が圧迫され、後ろ足が動かなくなった愛犬ブラッキー。退院後3ヶ月半たって経過を診断してもらうために東大病院にへ行ってきました。

術後の回復は順調とは言い難いものの、症状が悪化していることもなく、再度手術を検討する必要もないと聞いて一安心。

散歩の後で毎回行っているリハビリの後ろ足屈伸運動は2月から300回から500回に増やしてがんばっているものの、まだまだ自力で立てるまでには至らない状況。。。

それでも後ろ足を引きずりながら前脚だけで部屋の中を行き来できるまで元気になってきました。(フローリングの床に簡易ジュータンを敷き詰めて滑らないようにしたんです:ホームセンターで売ってる50cmくらいの正方形タイプのもので、汚れたらその個所だけ取り換えられるので便利です!)

で、先週、突然下痢をして、う"、部屋のところどころに便の跡がポツリポツリ・・・。ウンチまみれの日々にちょっと逆戻りを嘆きつつ(泣)、 急きょ犬用のオムツをあてがってなんとか急場をしのいだものの、やはり頼れるのはかかりつけの獣医さん。

日曜日、ブラッキーが5才のとき尿路結石症を患ったときからずっとお世話になっている橋本先生に診てもらって、薬を処方してもらい、抗生剤をのませてなんとか今週はウンチが形になってきてほっと一息ついたところ。

PS
2月19日(日)にペット用バスタブを買ってきて、温泉治療を始めました!
たっぷりと お湯をためて、温泉の素を入れて、10分ほどつかっていると、気持ちがいいのかブラッキー、久しぶりの笑顔を見ることができました!

風呂上がりに地肌を見ると、血行が良くなったおかげか、足のところどころが赤くなって、とても気持ちよさそうでした!


◆2006年4月◆HP TOPページより

脊髄神経の圧迫で、後ろ足が動かなくなった愛犬ブラッキー。そろそろ手術から半年たとうとしています。
手術を執刀してくださった東大病院の先生は、半年くらいで歩けるようになる可能性があるとおっしゃっていましたが、なかなか思いどおりの経過が見られないまま春を迎えました。

最近は年齢のせいか眠る時間が多くなって、玄関のドアホンの音にも反応しなくなってきました。(12才くらいまでは寝ててもドアホンが鳴ったら起きだしてやたら反応してワンワン騒いでいたのに。。。)

ただ、室内で粗相しなくなったので、体調が少しは良くなってきたということかもしれません。今日はやたらと僕のヒザの上に乗りたがって、今、イスのひじ掛けを枕にしてヒザの上でイビキをかいて眠ってます(笑)。

梅雨がくるまえに、歩けるようになることを祈りつつ、13kgの温もりを太ももに感じながらこの文章を書いてます。


◆2006年5月◆HP TOPページより

手術後、半年が経過して主治医に診察してもらったところ、状態としては悪くなってはいないものの、今後、自力で後ろ足を使って立つことは難しいとの見解・・・。

最近、前脚が弱ってきてるのか、痛いのか、辛いのか、自分でペロペロ舐める姿を頻繁に見かけるようになった。 後ろ足を持ち上げて、体全体を支える特性ハーネスでの散歩は、やはり前脚にかなりの負担がかかっているんだろう・・・。

病院から帰ってきて、夜の散歩を終えたとき、バスルームでブラッキーを抱きしめて、僕は思わず号泣してしまった。

介護用の車イスを作ってもらおう。前脚の負担が減って体が楽になると、ブラッキーに笑顔が戻ってくるかもしれない。辛い選択だけど、前へ進もう。そう思ったら泣けてきた。


◆2006年6月◆HP TOPページより

手術後、半年が経過して主治医に診察してもらったところ、状態としては悪くなってはいないものの、今後、自力で後ろ足を使って立つことは難しいとの見解・・・。

最近、前脚が弱ってきてるのか、痛いのか、辛いのか、自分でペロペロ舐める姿を頻繁に見かけるようになった。 後ろ足を持ち上げて、体全体を支える特性ハーネスでの散歩は、やはり前脚にかなりの負担がかかっているんだろう・・・。

病院から帰ってきて、夜の散歩を終えたとき、バスルームでブラッキーを抱きしめて、僕は思わず号泣してしまった。

介護用の車イスを作ってもらおう。前脚の負担が減って体が楽になると、ブラッキーに笑顔が戻ってくるかもしれない。辛い選択だけど、前へ進もう。そう思ったら泣けてきた。


◆車イス装着!(2006年6月10日)◆

そして、6月10日、本格的にカート生活が始まりました。

2006年06月10日

梅雨の晴れ間、カートを使ったブラッキーの散歩。地面に這いつくばって(笑)ブラッキーの目線で撮影をしてみました。今まで、特性ハーネスを使って後足を宙釣りにしての散歩だったから、本人の表情を見る余裕がなかったこともあるけど、こんなに楽しそうに散歩をしたのは実に手術後初めてのこと。あぁ~~良かった~。

14才と5ヶ月齢の老犬ブラッキー(人間に換算すると約74才)、これから第2の人生だぁー、いっぱい楽しいコト見つけに出かけよう!



嬉しそうに歩くブラッキー、こっちまで嬉しくなるぞぉー


ちょっと張り切りすぎ(笑)?でも、疲れた顔にも爽快感が!

DOG WILL PROJECT 御中

何度もお電話で確認ありがとうございます。これでばっちり!ということで、安心いたしました~♪
とりあえず、様子をみて調整を!とアドバイスいただいた、後足を乗せるサポートの高さですが、やはりこのままだとつま先を地面に擦ってしまう可能性があるので、1センチ上にもってきてみました。本当にありがとうございました~!

2006年06月09日

DOG WILL PROJECT 御中

アドバイスありがとうございます。うつぶせ状態になったのは、確かに寝起きだったせいかもしれません。昨日の写真をよくみると顔がちょっと不機嫌モードですし・・・(笑)。

さて、昨夜再度教えていただいたように、フロントサポートストラップを上半身側へ1センチ戻してみました。また、念のため各パーツの位置をメジャーで計り直してみたところ、左右でばらつきがありましたので、均等に調整してみました。これで、問題ないかと思うのですが、いかがでしょう?

2006年06月08日

DOG WILL PROJECT 御中

教えていただいたように、以下の手順で車輪の高さを調整してみたところ、ブラッキー、思い切り前につんのめってしまいました(笑)。疲れたせいもあるかもしれませんが、うーむ、どうすればいいでしょうか。。

1)カートの最後尾の足あてのバーのネジをゆるめる
2)車輪と最後部のタテ軸の高さを下に 1.5cm 移動
3)車輪の「ハの字」の角度に広がる状態に添って最後尾の足あてのバーのネジをとめる

DOG WILL PROJECT 御中

なるほど。そう言われれば、フロントサポートストラップ(胸あて)が前脚の脇にくい込んでいましたね(笑)。ご指示いただいたように、首の上から覆うヨーキーというパーツとフロントサポートストラップ(胸あて)を1.5センチ下半身へ移動してみました。同時にお腹のサポートストラップの位置がオチンチンにぶつからないようネジを移動させて少し前に持ってきました。これでも車輪が尻上がりとなっていますので、やはり車輪の高さを低くしたほうがいいですよね。

2006年06月07日

DOG WILL PROJECT 御中

いろいろアドバイスありがとうございます。装着の様子が判るよう、真横から撮影を試みました。

まずは、フロントサポートストラップ(胸あて)を短くしてみたのですが、いかがでしょうか。車輪が尻上がりとなっていますが、これでいいのかどうか・・・。前脚で立てないことはないものの、油断すると、フセの体制にうなだれてしまいます・・・。

DOG WILL PROJECT 御中

お世話になっております。こちら、土井ブラッキーです。
今日は、何度もケータイにお電話いただきながらタイミングが合わず、失礼いたしました。

無事にカウンターバランスカート、届きました。ありがとうございました!


昨日、お電話でアドバイスいただいたポイントを加味して、まずは部屋で装着してみたのですが、どうもうまくいかず、写真のように前脚がしなってカートの後部が上にあがってしまう状態となってしまいました。
この場合は、フロントサポートストラップ(胸あて)の長さをもっと短く調整すればよろしいのでしょうか?

ただ、しばらくすると前脚を動かして少しでも前進しようとする姿がみられたのでオヤツでモチベーションを刺激したところ、なんとか歩き出せそうな気配。
とりあえずこの状態のまま散歩に出て様子をみたところ、なんと、歩き出したとたん、カートは水平状態になり、いつもの散歩コースをひとまわりできた次第です!


こういう日に限って天気予報が的中し、出かけた時間は残念ながら小雨模様でしたが、ブラッキーは歩けることが嬉しいようで、電柱にカートの角をぶつけながら、路肩の排水溝に車輪をとられながら、道端に落ちている草木にひっかかりつつ、普段だとけして上り坂とは感じない路面で思わず前脚の力が追いつかずスルスルと後ずさりしたり、またほんの少しの下り傾斜の曲がり角で車輪に勢いがついて、あわてて小刻みに前脚を動かして自分の体を制御しては、それでも自力で歩けることを、とてもとても、とても楽しんでいました。

そんな愛犬の姿を見ているとカウンターバランスカートを使っての散歩は、まるで“街の風を泳ぐ”ように映り、今朝までの特製ハーネスを使ってシッポ側で後ろ足を宙釣りにしていた散歩は地を這うような歩行だったことに気づきました。

「もっと早くにカートをあてがってやれば良かった」
一緒に並んで歩いていた家内にそうつぶやきながら小雨の中、40分ほどの散歩を傘もささずに夢中になって歩いていた自分に気づきました。

歩行中、カートは水平になるのですが、立ち止まるとカートの後部が上に持ち上がってしまうのはパーツの調整がちゃんとできていないのでしょうか?

前脚で踏ん張れないことも原因かと思いますが、今一度、調整するポイントをアドバイスいただけると幸いです。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

2006年06月04日

手作りフードと抗生物質の投与治療が2週間たった今日、橋本先生に経過を診断をしていただきました。
結果はオシッコのpHが「7」と中性になり、ストラバイトは発見されずほっと一息。(前回の検査ではpHは8.5でアルカリ性)
土井晴人&ブラッキーが、しかし膀胱炎はあまり改善されておらず、カテーテルで抽出したオシッコには澱んだ膿がたくさん見つかり、違う種類の抗生物質を追加で2週間服用させることとなりました。(このまま悪化すると炎症が腎臓にまでおよんでしまう可能性もないことはない、とのことで処方していただいた抗生物質)

「本人に食欲があって元気だから問題はないとは思いますが、念のため」と、オシッコを培養検査して原因と状態をより具体的に探ってもらうこととなりました。

“本人”。そういう言い方をしてくださる橋本先生。僕がこの先生を信頼してずっとブラッキーを診ていただいている理由のひとつがこの呼び方。ブラッキーが子犬の頃は“このコ”で、オトナになってからは“このヒト”“本人”で接してくださる先生の言葉は、会話の中でまったく自然に出てくる言葉だから、この先生の患者に対する目線やメンタリティにとても安心を覚えるのです。

1週間後、培養検査の結果を電話で問い合わせて、その後の治療方法を決めることになりました。

「ブラちゃん、いろいろしてもらって君は幸せだね~」

治療が終わってブラッキーに話しかけてくださった橋本先生の言葉に、介護で疲れかけている僕の気持ちが少し癒されました。

PS
昨日、車椅子の会社さんから電話があり、9日(金)までには手元に届く予定とのこと。(現在アメリカを出発して、船にゆられて日本に向かっている途中だそうな)
飼い主の腰痛はかなりヒドく、週に3回通う針灸治療とマッサージでなんとかふんばってます。。