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2006年11月27日

4~5日ほど前から、またブラッキーのオシッコのニオイがきつくなってきた。鼻にツンとくる独特のニオイがする。肌の炎症は見られないものの、治療は早いうちがいいと思って今日、橋本先生に診せに行った。

カテーテルで尿を採取しはじめて、検査にかける前に先生は膀胱炎だろうと診断した。
本来、球体のカタチをしている膀胱が、老化と脊髄神経を損傷している二次弊害で、少し平面的に変形しているのだろうとのこと。一日4回、膀胱を押して尿を出しても、どうしても底に尿が残ってしまう。出し切れない尿に雑菌が繁殖してしまうというわけだ。

一ヶ月前に、ようやく膀胱炎が治ったと思ったのもつかの間、また抗生物質を服用させて様子をみることになった。
あまり神経質にならずに、どう付き合っていくかを肩の力を抜いて進んでいくしかないのだ。

「それにしても、毛づや、すごくイイですね~」と橋本先生。
「そうなんですよ、2週間ほど前から毛づやすごく良くなってきて、顔色も調子いいんですよ」

2ヶ月ほど前からメイド・イン・アメリカのサプリメントを飲ませてるのだが、それが効いてるのかもしれない。この毛づやは、絶対15歳を迎えようとしている老犬には見えない。。。
(次の機会にそのサプリをブログで紹介しようと思います:って、いつになるのやら。。。)

PS
今日のブラッキーの体重は、13.6kg。
以前、12kg台まで痩せたこともあったけど、現状維持というところかな。

2006年11月25日

今日、ブラッキーを連れて光が丘公園に遊びに行った。昔、ここでフリスビーをしたっけ。

銀杏並木が秋に色づいて家族づれや恋人同士が黄色いトンネルを笑顔でくぐり抜けていた。気温はそれほど高くなかったけど、風もなく小春日和の良い天気だった。カートの散歩だけだと、行動範囲は近所がせいいっぱい。思い切って犬用の乳母車タイプのキャリーを買ったのだ。うーん、ちょっと高かった。。5万円弱、、(泣)。

だけど、これがあればブラッキーをいろいろなところへ連れていってやれる。まずは、紅葉をもう一度見せてやりたいと思って公園にやってきたのだ。

茶色いコーギーが元気にフリスビーをしている姿を楽しそうに眺めたり、小さい子供が寄って来て頭をなでてくれたり、(お礼に手を舐めてあげてた)、木陰でフルートの練習をしている音楽家の横を通り過ぎるとき、その音色に耳をすませてみたりと、家で寝たきりになった状態では味わえないたくさんの刺激を体中に浴びることができたブラッキー。

はたして犬にとっては、本当に嬉しいことなのかどうかは、愛玩動物飼養管理士の教本には書いてなかったけれど、僕にはブラッキーが若かった頃を思い出して目を細めているように見えたんだ。

今度は、イルミネーションを見に行こうか。それとも初雪が降ったら、キャリーで雪の上を散歩してみようか。

2006年11月24日

一ヶ月前くらいから、自力でカートの散歩ができなくなった。前脚で体を支えきれなくなってきたのだ。前脚の疲労を休ませるために一日2回の散歩を朝のみの1回にしてみた。そして散歩に行く前に、ブラッキーを抱いて前脚を上下に伸ばしてストレッチをする。関節が痛いのか、歯をむき出しにして怒る。肩の付け根をマッサージしてやると少し落ち着くのか、遠くを見つめる表情でされるままにしている。
このままカートの散歩を続けると前脚をもっと痛めるだけだ。そう危機感を感じた僕は、カートに乗ったブラッキーを犬用の介護グッズで吊り上げながら散歩をすることにした。

散歩の途中、「かわいそうに、そこまでして散歩させなくても・・・」と傍らを通り過ぎていく人もいたが、動かないと動けなくなってしまうのだ。少しでも筋力を動かして代謝を促してやることが大切なのだと信じて13kgの体を吊り上げながら散歩を続けた。再び重労働の日々が始まった。

PS
散歩から帰って、前脚を洗ったあと、タオルで拭ききれない肉球の間の水分をとるときに、キッチンペーパーを使ってみた。Dickoさんが「コメント」でアドバイスくださったアイデアだ。以来、肉球に雑菌が繁殖しにくくなったのか、ブラッキーが痛がることが少なくなった。Dickoさんに感謝します。ありがとうございます。