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2007年04月07日


白鳥座の20数年ぶりの再結成ライブツアーも無事成功し、僕はあわただしい春を迎えました。

愛犬ブラッキーは前輪の補助輪をつけた車椅子の散歩も、とうとう自力で歩行できなくなり、2月から犬用の乳母車キャリーを使っての散歩となりました。

そしてそれと同時に、かかりつけの病院に毎週通ってリハビリプログラムをはじめました。全身マッサージやジェットバスへ入れてもらって体のメンテナンス。リハビリといっても、それは回復を望むものではなく、現状維持が主たる目的のものですが、ブラッキーは毎週、橋本先生やリハビリを担当いただいく今井看護士さんに会うのがとても楽しみのようで、病院へ行く日の朝はいつもご機嫌です。

ただ、年末くらいからフードを食べるのを嫌がるようになり、缶詰のササミやレバーを混ぜてなんとか食べさせていたものの「贅沢病」なのか、フード拒否が3月下旬にエスカレート。新しく買ってきた缶詰を混ぜても普段の70%くらいしか口にしない日が2日続きました。

病院ではリハビリとともに頻発する膀胱炎のチェックをはじめ、健康チェックをしていただいているのですが、さすがに体重が13kgをきってしまったときは軽い脱水症状を起したようで点滴をしてもらったブラッキー。

そして一昨日、血液検査の結果、肝臓の数値が1月の検査のそれと比べると、およそ1.6倍にも跳ね上がっていることからエコーをかけてもらったところ、肝臓と脾臓の間に腫瘍らしきものが見つかりました。

3cm~5cmほどの大きさのそれは、摘出手術が本来の措置。15歳という年齢を加味して、それが悪性なのか良性なのか、そして大きくなるのがどれくらいのスピードなのかなど、まずは経過観察をしていくことになりました。

「腫瘍が自壊した場合は死に至る原因ともなる」
~そんな橋本先生の言葉が耳にこだまのように響いた夜。

寝たきりになってから、ずーっとがんばり続けているブラッキー。
とても疲れているんだろうな。

もしかするとお前、そろそろ楽になりたいと思ってるのか?
とても過保護な飼い主のせいで、え"ーまだがんばんなきゃいけないのー?って、
そんな風に負担になっているのかな。。。

僕の中の天使と悪魔が闘って、
どうしたらいいか判らなくなる日があるんだ。

PS
今年の春は、なんだか天候不順。みなさんどうぞご自愛ください。