ペットシートの重ね敷き。
ブラッキーの介護でペットシートとトイレットペーパーとウエットティッシュは3点セットの必需品です。
朝、昼、夕、夜と、1日4回、定期的な排泄介護は、まずは排便から。
スーパーで冷凍品などを入れる薄手のピニール袋を使うのですが、新品のビニール袋を内外ひっくりかえして(内面が真空なので、衛生的に安心なのでひっくりかえす)まずは右手を入れます。そしてひとさし指を立ててオリーブオイルを指先につけてブラッキーの肛門に挿入。
「ブラッキー、だすよー」と声をかけながら、奥にある便を掻き出すのですが、ブラッキーの場合、直腸憩室という病気を持っているので、掻き出したウ○チが肛門の入口付近にある憩室(ポケットのような袋)に残ることがしばしば。最後にそのウ○チたちを取り出すために右回りでひとさし指を2回転。
ただ、直腸は傷つきやすく出血することが頻繁です。介護を始めた頃は、その出血にビビって橋本先生に慌てて問い合わせたところ、出血が止まらないときは心配だけど、そうでないときは直腸の粘膜は回復力も高いので、さほど心配はないとのこと。
これは致し方ないことと毎回出血するたびにトイレットペーパーでオシリを拭いて、ウエットティッシュで最後の仕上げ。
それでも、奥に残っていたウ○チたちが、1日4回の介護の隙間をねらって憩室に民族大移動をしてくるものだから、ブラッキーを体位変換したときなど、肛門から血が混ざったウ○チが顔を出してくるんです(泣)。
なので、ペットシートは重ね敷き。
具体的に言うと、以下の3つの組み合わせ。
・ウルトラワイド型(W90×D120cm)
(↑これはなかなか店頭でみつけられず、コジマさんやユニディさんなど大きなお店で購入してます)
・中型サイズ(W60×D90cm)
(↑一般的にショップで一番デカイやつ)
・小型サイズ(W45×D34cm)
(↑小型犬でよく使うトイレシート)
まずは、床にクッションとなる毛布などを敷いて、その上にウルトラワイド型(W90×D120cm)を1枚敷きます。
排泄以外にも、首を動かすたびにヨダレがでて口元がすぐに汚れるので、これを敷くだけだと取替えにタイヘンだし、不経済なので、ヨダレ対策として中型サイズ(W60×D90cm)を敷きます。
ヨダレで汚れたら中型サイズの汚れた箇所を折りたたんで上に移動すれば、このシートがだいたい2日くらいもつのですが、オシッコ&便のおもらしで下も汚れるので小型サイズ(W45×D34cm)を下半身にあてがって、下の汚れがついたら小型シートだけをとりかえてやる。
体調によって下痢ぎみなときは、小型サイズ(W45×D34cm)を2~3枚敷いておくと、汚れたらすぐに取り替えてやることができて便利です。
あと、水を自力で飲めないので、背中から抱きかかえて給水器を口元まで運んでやるのですが、飼い主に似て、かなりせっかちがゆえに飲みながら水をこぼしまくるので小型サイズのシートをヨダレ掛けのように前脚の上に置いて、体とその下のシートが濡れないようにしてやるのです。